Fujifilm X20を楽しく使ってます。一眼にはない軽さが楽しいですね。もちろん「イザ」という時には少々物足りないですけど、カメラのスペックで作品の優劣が左右されることはないわけですから。
でも一眼でRAWでの撮影に慣れてしまった身としてはどうしてもJPEG撮って出しではなくて撮影後に現像の楽しみも味わいたくなってしまいます。
私がメインで使っているAdobe Lightroom 4はまだフジのX Trans II CMOSセンサーの現像に対応してません。てっ言うか対応しているソフトが少なすぎます。でもリリース候補版である4.4RCでようやく対応してくれたようなのでLightroomを入れ替えてテストしてみました。
まだ枚数が撮れてないので庭のムスカリでテストです。いずれも1280pxにリサイズ済みでRAW現像のパラメーターはどちらもデフォルトです。
まずはJPEG撮って出し
次にカメラ添付のRAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX
最後がAdobe Lightroom 4.4RC
1280pxリサイズだと分かりづらいかも知れませんがJPEG撮って出しが一番ノイズ処理が強くかかってます、当然ですが。
またこちらも当然ですがRAW FILE CONVERTERが添付ソフトだけあってレンズの歪曲補正がかかってまして、LR4.4RCは補正されてないようです。でもJPEG撮って出しとRAW FILE CONVERTERのデフォルトでのカラー表現がこれほど違うのはびっくりですね。ムスカリがブルー系なのでこれほど差が出たようです。赤系統の花だとこれほどは違いません。
LR4.4RCで少しパラメーターを変更して追い込んでみました。レンズ補正をオンにすると同じフジのX100しか出て来ませんが補正されたようです。色カブリと彩度を調整し、シャープを少しかけ、ノイズ補正も若干かけてあります。
このLR4.4RCでの最終版とJPEG撮って出しを比較すると全体のバランスでJPEG撮って出しに軍配が上がりそうです。私が下手くそなんですね、あはは。でもやはりJPEGだと修正の許容度が低いですし、1200万画素だとRAWで撮影しても1ファイルあたり20MB前後なのでとりあえずFINE+RAWで撮影するのがいいかもしれません。
あ、あと気がついた点にX20の設定でノイズリダクション設定をデフォルトの0から-2に変更したらRWで撮影してもノイズ補正しきれない感じでした。
まだまだ煮詰めが足りませんね。
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