最近買ったソニーのα7IIIですが、まだまだ色味で戸惑ってます。私としての比較対象はニコンD850じゃなくてフジのXシリーズです。ニコンがありきで追加購入のフジは色味が気に入っての事で、ニコンとフジの比較ではあまり差を意識しなかったんですが、α7III買ったらフジとずいぶん色味が違う気がするのですよ。あくまで個人の感想だろうけど。
フジではJPEG撮って出しもしますが、α7IIIではまだRAWでしか撮影していません。
先日千葉県旭市飯岡にある刑部岬へα7IIIとX-T3の2台を持って行ったのです。α7IIIにはタムロンの28-200mm、X-T3はXF 10-24mmを装着です。下の写真は構図や焦点距離は違いますがだいたい同時刻で、双方ともRAWを未編集です。左がX-T3、右がα7IIIです。
X-T3は-1EV、α7IIIは-0.3EVでの撮影です。素のRAWでこんなに違います! たぶん現場の目視ではこの2枚の中間くらいな印象かな?
でも自分的にはフジの色に慣らされてますからね。X-T3のRAWを元に編集した方がとてもシックリきます。もちろんセンサーサイズに起因するノイズやラチチュードなどはα7IIIが上なのは等倍鑑賞すれば分かります。
次のはそれぞれの編集後です。X-T3はプロビアのカラープロファイル、α7IIIは風景です。
違うでしょ? このままだとα7IIIを好きになれません、私。なのでAdobe Lightroom Classicの「明暗別色補正」ことスプリットトーニングを使って明部と暗部別々にトーンを変更します。下の写真はX-T3がベルビア、α7IIIが風景プラス明暗別色補正適用後です。
X-T3で見られる空のパープルグラデーションは出ないものの全体的にはずいぶん私の好みに近づきました!
しかし明暗別色補正は写真ごとに数値が変わるので、毎回調整が必要なんですよね。面倒くさいのは事実ですが、構図や全体的にうまくいったと思える写真だけ行うようにすればそれほどでもないですかね。(でも良いと思った写真が明暗別色補正調整したら、良くなかったってこともアリですが)
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