HP ProLiant MicroServer と FreeNAS

HP ProLiant MicroServer
HP ProLiant MicroServerです。とりあえずデカイです、これ。まあ3.5インチHDDが4台入るケースですから、それなりであると考えつくんですけど、実際に目の前にするとやっぱりマイクロサーバーとは言いがたいものがあります。(この時点でNetgear 102の方が良いかもとの考えが過ります)隣においてある富士通 MX130 S2は高さはあるけどスリムなので、接地面積はこちらが倍近く必要です。

で、実はすでにトホホモードなんです。HDDをセットするには全面の扉を付属のキーを差し込んで開けるんですが、キーを差し込んだ状態で力を入れすぎたせいか、鍵穴に入っている部分を残してキーがポキッと折れてしまいました。もう鍵が閉まりません。折れたキーの先端部分も取り出せません。 orz

1万円前半でHDDが4台入ってデュアルコアのCPUと4GBのメモリーを搭載したサーバーが手に入るので、そりゃ作りが頑丈なわけはないのですが、鍵周りのあまりのチープさに唖然としております。さらにHPの保守サポートで鍵のパーツをどうやって入手したらいいのか、難しすぎて辿りつけていません。(T_T)

でも扉は閉めておけるので、気を取り直して、16GBのUSBメモリーをセットしてFreeNAS9.2.18 64ビット版をインストールしました。比較的高速なUSBメモリーでしたが、さすがにOSのインストールは速いとは言い難いです。

さらにFreeNASってFreeBSD系なんですね。UNIX系しか触ったことがない私には、ターミナルを操作しようとした時とか。なんか分かりづらいです。たしかFreeBSDってパッケージの追加するには、portsとか言っていちいちコンパイルするんですよね? USBメモリーにインストールするってことは、それだけ時間がかかるってことじゃないでしょうか。

ただFreeNAS自体のインストールはサイズが小さいのでそれほど時間はかかりません。それに稼働してしまえば、それほどパッケージを入れることはないのでその問題は置いておくとして、このサーバーを買って私が何をしたいのか? という根源的に問題なんですが、もちろんファイルサーバーがメインです。

で、結果的に2台のHDDを入れて、RAID1でsamba自体は問題なく動いています。ファイルサーバーを稼働させるという意味からすれば順調なんでしょう。このへんの流れはGoogle先生に聞くと山ほど情報がヒットします。

FreeNAS

HP ProLiant MicroServerのスペックは低価格帯の出来合いNASと較べても高いので動作速度に不満はありません。実際のネットワーク越しでのファイルコピーも順当な速度だと思います。

ただ・・・HDDが4台もいらないとか、購入してOSインストールなんて要らなくてすぐに稼働させられるとかを考えると、接地面積も含めてNetgear ReadyNAS 102のような製品の方が運用面を含めてコストパフォーマンスは高いと感じます。

HP ProLiant MicroServerを買ってNASに使うってのは、ある意味、「趣味」の一部かなぁ?

でももう買ってしまったので、使い込んでいくと印象が変わるかもしれませんね。

 


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