いままでインクコストの点やFAXが使えるということでブラザーのMFC-J825Nを使ってましたが、このプリンターはほかにいくつか私にとっての減点ポイントがあります。
ハガキが一度に20枚までしかセットできないことと厚手の紙に弱いこと、たまにフィードミスがあってプリントがずれてしまうことです。
そして目下最大の減点はプリンタプロファイルが用意されていないことです。インクのコストが安い4色インクだからといって、一応写真プリントが可能なこともうたっているわけですので、プリンタプロファイルがないのはつらいです。
私はAdobe Lightroom 5でソフト校正をかけて印刷用校正刷りを作る段でプリンタプロファイルが無いとどうにも先に進めないのです。
ですからこの際、プラザーのMFC-J825Nは家庭用FAX専用機を外してFAX専用機として動かして、新たにキャノン PIXus MG7130を購入しました。本当に写真用ならもっと高価な8色インクを使う機種もありますが、さすがにインクコストを考えると辛くて、そういう時はDPEを利用しようと考えてMG7130にしました。MG7130でも6色全部のインクセットは6000円程度するわけで、3回交換するとプリンタ代金を超えるのはどう考えても納得できないのも事実です。(だいたい定期的にクリーニングと称して無駄にインクを捨てているし、その上で廃インクタンクが満杯になると本体買い換えしかないという図式もきらいなんですが)
でも少なくてもMFC-J825Nでの出力と比較したら、すごくきれいです。
で、Lightroom5でのソフト校正の校正刷りでのプリンタプロファイルですが、MG7130にしたらちゃんと選択できるようになりました。ただ出てくるプロファイル名は記号の羅列なので、どれを選べばいいか見当がつきません。
Google先生にお伺いを立てたところ、キャノンのQ&A検索にありました。
これを参照してプリンタにおまけで付いてくる2Lの用紙でLightroomのソフト校正で色目を調整して印刷してみましたところ、自分的に満足できるプリント出力ができました。
ちなみにモニターは三菱RDT241WEXにSpyderPro4でキャリブレーション調整したものを使っていて、その画面をソフト校正時に合わせました。
規定値では色相が変わっていたので調整しましたが、それ以外はほぼ無調整でOKでした。
これでようやくきれいに印刷できる環境になりましたよ、うれしいですね。
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