自宅のPCサウンド環境の見直し

仕事場のPCに安いとはいえBOSEのスピーカーを新調しまして、次は自宅のPCのサウンドまわりをすこし手直ししたいと考え始めました。現在はオンキョー MA-500UというUSB DAC内臓のアンプから、ものすごく古いBOSE 101をつないでいます。この101、たぶん20年オーバーじゃないかなぁ。まあ別にスピーカーエッジでもヘタった無ければ問題はないのでしょうが、101だけだとやっぱり低音が弱いわけです。特に小音量の時はそれを感じます。

アンプのオンキョーMA-500Uはまだまだ現役で活躍できるスペックなんですが、101に変わるスピーカーで同じようにコンパクトなのって言っても2つペアだとそれなりの価格になりますよね。それに寄る年波で高音は聞こえない年代なわけですから、そこまで値の張るスピーカーもいらないだろうと。

そこで前から気になっていた小型の「パワードモニタースピーカー」のジャンルから探していたんですよ。モニタースピーカーですから本来はオーディオリスニング用というよりDTMなどの作成用みたいですが、なんかプロっぽくて興味があったんです。それにアンプ内蔵のわりにプライスもけっこう安いのがあったりします。ベリンガーというメーカーなんか安くて良さそうです。でも実はM-AUDIOが狙いでした。M-AUDIOって日本ではマイナーですが、アメリカでのシェアは大きいようで、そんなM-AUDIOのAV40というスピーカーが前から気になっていました。サイズ的にはも101よりき大きいですがコンパクトな部類です。現在はこのスピーカーはそれほど扱い店舗が多くないのはやっぱり日本で人気が出ないからなのか、それとも販売終了なのでしょうか?

しかし、たまたま店頭展示品が見つかったので1万以下で購入しました。届いたAV40は店頭展示品とは思えないキレイなものでした。

AV40は2Wayバスレフタイプでアンプは片方のスピーカーに内蔵されており電源は1つでOKです。そしてPCや音源との接続はRCAまたは1/4ジャックで接続してスピーカー同士は付属のケーブルで繋ぎますプロントにボリュームとAUXINとヘッドフォン端子があります。最大出力は4Ωで15W×2です。アンプが片側なのですが、音像の偏りは私には判断出来ませんでした。

まだエージングできてませんが、視聴した限りで言えばとても元気なサウンドです。サイズが小さいなりに低域は無理をしない範囲でしっかり以上に出ていますし、中音域もきらびやかさは感じないものの過不足ない感じ。ただ高音域は伸びがないのか少し足りない気がしましたが、全体的にはこのサイズとしてとても良い感じです。フラットなタイプというよりダイナミックなタイプでしょうか。音の広がりは、言うなら部屋全体に広がる感じではありません。本来はDTMなどで各パートをモニターするためのスピーカーなので、定位置に座ってスピーカーもそこに向けて聴くという使い方が合っているのでしょう。もっとも、音質とか細かい部分はもっと聴きこんでみないと真価は問えないでしょう。

ただひとつ気になるポイントがあります。普通のスピーカー単体なら構造が単純ですから故障は少なく今まで使っていたBOSE 101のように20年単位でも現役ですが、パワードスピーカーだとアンプの故障や経年変化での劣化で耐久年数は長くないのでは?と。 まあ価格からすれば納得できるんですが地球環境からいうとゴミが増えるのは好ましくないですよね。

さて次に音源です。MA-500Uでもいいんですが、AV40はパワードスピーカーですからアンプはいりません。もちろんマザーボードオンチップのサウンドでも問題なく使えます。でもせっかく新しいスピーカーですから音源も変更してみたいのです。少し前まではPCで音楽・・・と言えば当然のようにサウンドカードという図式でしたが、PCケースの中はノイズだらけなので高いサウンドカードであっても本来の性能が出ない場合もあり、純粋に音楽を聴くなら(ゲームなどは別)外付けタイプが好まれるようです。

そして最近はUSB DACといわれる製品がけっこう多くなってきました。DACとはデジタル/アナログコンバーターの略です。(MA-500UにもDACは入ってます。)

さて、ネットでUSB DACで検索しますとたくさんの製品がヒットします。下は1000円程度から上は30万オーバーまでと多彩です。1万円以下のものはだいたいノートPCとかのサウンド周りが貧弱な場合にちょっとバージョンアップしたいときでの利用が多いのか、形が据え置きタイプじゃないのも見かけます。まあ高級オーディオの価格からすれば全体的にまだ安いんでしょうが、M-AUDIO AV40とペアを組むわけですからDACも同じくらいの価格帯が妥当じゃないでしょうか?

ところが・・・価格コムで10,000円-20,000円で検索すると、「単純に音楽を聴く」ためのDACは選択肢が意外と少ないんですね。出ているDACの多くはDTM用途を目指しているようでマイク端子やMIDI端子などが付いています。かろうじてOnkyoあたりで出している感じです。

まあ、でもそういった現状であればDTM用途であっても問題ありませんのでそちらからチョイスしちゃいましょうと・・・。

 

DTM用途のDACという目で見るとYAMAHAやTASCAMなど見慣れだメーカーが見つかります。もちろんM-AUDIOでも出しているんです。
で今回はスタインバーグのUR22を選んでみました。別にこれがベストだ!的なチョイスではありません。USB DAC入門編なので価格コムの売れ筋と予算を勘案しての結論です。

さあ、AV40との組み合わせはどうなんでしょうか? ワクワク♪

追記:

UR22に「コンデンサーマイク使用時の微小低周波ノイズと無償修理対応のお知らせ」が出ていますね。うちのUR22も残念ながら対象範囲みたいです。もう少ししたら問い合わせてみましょう。外箱のバーコードやシリアルナンバーがプリントされている場所に赤い丸がついていましたので、対応済み商品でした。よかった。

 


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