FujifilmのX20ですが、売却してしまいました。
フジのフィルムシミュレーションによるプロビアやベルビアの色味はとても気に入っていました。でもメインカメラが2台ともフルサイズでして、X20のセンサーサイズからくる限界、特にJPEG撮って出しでの人物の肌の質感、なんかベタッとして塗り絵っぽい感じがいまいち納得できませんでした。
それとRAWで撮影してLightroom5で現像はできるのですが、総体的完成度はJPEG撮って出しになかなか及びません。X-Trans CMOSセンサーの特性をLIghtroomがまだ完全に引き出せていないのかもしれませんね。
幸いというかX20発売から1年経過していないので比較的高額で売却できたので、もっとセンサーサイズの大きなサブカメラを物色しました。
とは言ってもあくまでサブなので光学ファインダーの一眼は大きすぎるのでやはりミラーレスがターゲットですが、どうしても液晶での撮影スタイルが馴染めないのでやっぱりファインダーは必須です。
そうなるとマイクロフォーサーズかAPS-Cセンサーのカメラです。そこで価格も考慮すると
- オリンパス OM-D EM-5
- ソニー NEX-6
- ソニー NEX-7
- Fijifilm XE-1
あたりが候補です。ファインダーが不要ならパナソニックのGM1とかも魅力的なんですけどねぇ・・・。
さて上の4つの候補で、カメラとしての基礎体力はEM-5が一番納得できそうです。防塵防滴だし、手ぶれ補正も強力そう。しかしRAW現像環境がダメでした。LightroomもOpticsも完全ではありません。これは痛い。それと上の4機種のどれをとっても当然私はレンズ資産がないわけで、キットレンズ以外で使いたければニコンのレンズをアダプターで使うしかありません。そうなるとマイクロフォーサーズでは焦点距離が2倍となり使いにくそうです。最初のデジタル一眼がオリンパスE-300だった私としてはEM-5にはとても心惹かれるんですが候補からははずさざるを得ません。
ソニーの2機種もけっこうよさそうなスペックです。まあNEX-7の2400万画素は多すぎですが。でもソニーはフルサイズ戦略キャンペーン中でNEXよりαシリーズに舵を切ったように感じます。
なのでX20で気に入ってしまったフジの色味が捨てがたいのでXE-1が第1候補です。
そのXE-1は一昨日、後継のXE-2が発表になりました。AF速度のスピードアップ、位相差AF、最新のEXRプロセッサと順当なモデルチェンジですが、価格と性能を考えるとXE-1はまだまだ魅力的です。(XE-2がチルト式液晶を採用していたら心が動きますが)
さあ、どうしましょ?
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