このサイトは自宅サーバーで稼働しているんですが、仕事用のサイトは共有型のレンタルサーバーにおいてあります。何故なら自宅サーバーだとハードウェアも含めた管理全般において自己責任なので、リソース的には不利であってもレンタルサーバーのほうが安全だと考えるからです。
でもやっぱりレスポンスが良いとはいえません。静的なサイトとか問題もないんでしょうが動的生成なWordpressなどではどうしてもページ表示で負担がかかるようです。借りているレンタルサーバーにどれくらいのユーザーが同居しているか分かりませんけど月額から考えれば少なくても100ユーザー以上だと思います。
そのレンタルサーバーの契約が2月で更新を迎えるのでそろそろどうしようかと考えだしました。機能面で言えば何の不満もないし、レスポンスも共有型サーバーとしてはとても良い感じなんですけど、やっぱり何年も使っているとそろそろ浮気したくもなりまして・・・。
そこで同じような月額のVPSサーバーを探してみますといくつか見つかります。中には以前使っていたものもあります。例えば
などです。それから初めて知ったものでは
などなど・・・
いずれにしろ、ちょっと調べていないうちに安いVPSサーバーもずいぶん増えて選択肢が豊富になってきていました。
でもVPSサーバーで困るのはメールサーバーです、個人的に。特に仕事用のドメインで使うわけですからちゃんと設定できないと行けないわけです。ところが私的にはどうも鬼門というか、いまさらeximだのpostfixだのdovecotやらを設定する気力が湧いてこないんです。Apacheとかなら問題ないんですけどねえ。
なので今の自宅サーバーはメールサーバーは使ってません。メインは共有型サーバーですし、その他はGoogle Appsでした。でも残念ながらGoogle Appsがもう新規登録できないのでVPSサーバーに引っ越すにはメールサーバーを設定しないといけないという問題出てくるわけです。
しかし!!
Google Appsの管理ページにログインして色々と調べていたら、なんとGoogle Appsでは複数ドメインを1つのGoogle Appsで管理できたんです。忘れてました。私が登録してあるGoogle Appsは最大で100アカウント使える時代のものもありますから、2つ目のドメインを追加しても余裕です。これが使えるならVPSサーバーに引越ししても大丈夫でしょう。(無料版Google Appsが使えなくなると怖いんですけど)
と、いうわけで今月中にお試しできるVPSサーバーを借りてみようと、手始めに「お名前com VPS」と「さくらインターネット」登録してみました。
まず「さくらインターネット」ですが、ユーザー登録して仮想サーバーをカスタムインストールでDebianをチョイスして・・・・インストールでつまずきました。佐倉インターネットのVPSはカスタムインストールにJAVAのVNCビュワーを使ってるんですが、そいつがうちの環境でうまくいかないのでインストール画面が出てこないんです。かと言って基本的なCentOSは使い勝手がよくわからないのでこの時点で残念ながらキャンセルしました。
次に「お名前com VPS」ですが、私の知っているVPSサーバーのSaasesとServerman@VPSはOSのインストールと指定すると何もすることがなかったのに、いまやOSのインストールはローカルのPCにCDやDVDでインストールするのと全く同じやり方なんですね、びっくりしました。ブラウザを通してDebianをCDからインストールする画面と全く同じものが出てきます。ですからCDからDebianをインストールしたことがあれば、VPSサーバーへの仮想OSインストールも問題なく出来るわけです。
ちなみにお試しで借りたのはメモリー2GB/HDD 200GB/CPU 仮想3コアのプランで年額で13,846円です。仮想化はKVMです。私的に仮想化技術はまったく知識がないんで、XenとKVMのどちらが優れているかは不明です。
さあ、これからお試し期間中に色々とテストしていきましょう。
コメントを残す