EOS 5D Mark II を買って、キットレンズである 24-105mm 以外はどんなレンズと考えたとき、40Dで常用レンズだったシグマ17-70mm以上に広角が欲しいと思った。17-70mmはAPS-Cなのでフルサイズ換算すると27-112mmくらいだから、5D Mark IIでは最低24mmより広角がいい。
もちろん予算があるわけで、キャノンの良さそうな広角は値段の桁が違う・・・(T_T)
だったら純正にも無い画角が得られるこいつがいい!ってことで決定。シグマ 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSMである。
魚眼じゃなくてこの画角は世界的にも珍しいらしい。F値が大きくて暗いのがつらいけど、ある意味唯一無二。
レンズキットの24-105mmもいい加減大きいけど、こいつも負けず劣らずのサイズと重さである。
そして実際に撮影してみて分かったこと。
難しい!
逆光に弱くてフレアは出るし、下の画像のとおり中心部の解像度はなんとか合格なんだけど、周辺部はもう大変。
1枚目は5D Mark IIの RAW1(1000万画素)で撮影したものの全体表示で、左がF4.5、右がF11である。
全体表示ではあまり分からないのだが、2枚目は周辺部分の拡大である。
左のF4.5と右のF11を見れば一目瞭然である。(右のでも24-105mmに比べれば解像度不足だけどね)
このレンズでは開放値の解像度を求めてはいけない・・・ってことですね。
でも1枚目の全体表示の画角、この非現実感はすごい。
はまれば圧倒的な表現ができそうって気分にさせてくれる。
ぜひそういったロケーション、シチュエーションで使ってみたいもんだ。
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