WEBパスワード管理 – KeePass

色々と増え続けるWEBサービスなんですが、利用を開始するたびにIDとパスワードが増えるわけです。そうなってくるとどうしても覚えやすいように同じパスワード、覚えやすいように簡単なパスワードを使ってしまいがちですね。

いやいや自分は複雑なパスワードを使っているって方ももちろんいますでしょうが、そうなるとどのようにして管理をされているか知りたいです。

ブラウザにはパスワードを保存する機能もあるんですが、一度クッキーをクリアしたり再インストールすると消えてしまいますし、セキュリティ的には少々怪しいです。

で、私もどんな方法がいいだろうと考えてました。ブックマークのオンライン管理サービス Xmarks の統合先 LastPass なども有力候補ですし、もっと複雑なフォームへの自動入力ができる RoboForm もでしょう。

しかしどちらも自分のパスワードを第三者に預けてしまうことになり、その事自体に危惧を覚えることも事実です。

で、最近「これはいいのでは?」というものを見つけました。

KeePass という常駐型のアプリケーションです。(このKeePass、インストール直後は英語ですが、日本語ファイルを追加すれば日本語になります。)

形式としてはPCにインストールしてパスワード管理用のデータベースを作成して常駐させ、FireFoxやChromeなどに専用のアドオンを追加し、そこからKeePassを呼び出してIDやパスワードを入力させるという流れです。

KeePass専用のデータベースファイルはそれ自体1つのファイルで構成され、複数用意して切り替えることもできます。データベースファイルにはマスターパスワードを指定するか、マスターパスワード替わりのキーファイルという特殊なファイルを指定することができます。なのでこのデータベースファイルの保存先をDropBoxなどのパーソナルクラウド用フォルダに指定すれば別々の場所のPCで使えることになりますね。

使い方としては

  1. KeePassをインストール
  2. 日本語ファイルをインストールフォルダに追加
  3. View – Change Language で Japanese にする
  4. データベースを作成する
  5. Firefox なら KeeFox アドオン、 Chrome なら ChromeIPass を追加
  6. FireFoxの KeeFox アドオンのツールバーを配置
  7. KeePassを常駐した状態でFirefoxで利用したいサイトのログインページへいく
  8. 手動で一度だけID、パスワードを入力する
  9. 画面上部に Do you want to KeeFox to save this passwors? と出るので save を選ぶ

これでそのサイトのIDやパスワードの情報がKeePassのデータベースに登録されるはずです。次回からはツールバーに出ているKeeFoxの鍵が○で囲まれているアイコンから登録したサイトを選べば自動でそのサイトに飛んで入力されるはずです。(すべてのサイトで可能かは不明です。またID、パスワード、メールアドレスのように3つのフィールドがある場合も不明)

 

 


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