ArtisteerからThemlerへ進化したの?

a2t今年の3月からCMSテーマ作成ソフトのArtisteerがアップデートされていませんでした。アナウンスもありませんでした。年間ライセンス制なので、アップデートを期待して支払っているユーザーはやきもきしていたと思います。

それが7月29日付けでニュースが出ていました。長い長い英文の「声明」とも撮れる内容みたいです。なにしろ長い英文なので、日本人の私には所々しか理解できません。意味が違うところもあると思いますが・・・・

  • Arsiteerは今の開発ソースではすでにこれ以上の機能追加には限界を感じている
  • だから Themler という新規プロダクトに移行する
  • Themler は Artisteer と同じ形式の価格体系になる(金額は違う)
  • Artisteerのアップデートはサーバー側でのみ行われ、デスクトップアプリのアップデートはない。
  • 既存のユーザー(年間アップデートを支払っている場合)は Artisteer 自体の使用は問題ない。また Themler のビジネス版が使えるようになる。(他にも優待条件あり)

と、こんなかんじみたいです。

では Themler とは? ということですが、 https://themler.com/ からベータ版がダウンロードできます。サイトには THEMLER FOR WINDOWS というリンクとTHEMLER FOR CMS という2つのリンクが有り、WINDOWSはインストールファイル、CMSはZIP形式ファィルでした。なぜ別々にあるのかはまだ理解していません。

一応インストール形式をダウンロードして実行、インストールしました。当然まだ日本語ではありませんし、ユーザーインターフェースはArtisteerとは全く違いました。まだインストールしたてなので慣れるには時間がかかりそうです。

公式サイトのオーバービュー動画です。

そしてプライスですが、Artisteerが2種類だったのに Themler はネットショップ対応版などを含めて4種類と増加してます。ただWordpressだけを考えてみた場合、ネットショップ対応と言っても表にあるのは海外で有名なWooCommerceのみなので、その他のショッププラグインとかに対応していかは不明です。

このThemler ですが、Core i7 4790+32GB メモリーのPCでも軽いとはいえません。でもその原因は、ArtisteerがいままでデスクトップアプリケーションだったのにThemlerはWebアプリケーションに変更されまして、インストールするとどうもローカルPCのバックグラウンドでApacheやMySQLが動作し、オンラインで外部サーバーともやりとりしながら動作しているので、色々と待たされる場面が多いです。なのでこの重さはPCのスペック以外が原因でしょう。

また作成したファイルの保存がどこにされているかといえば、外部、Themlerサイトかな?と。なのでCMSで使えるテーマ形式にエクスポートするには、Themlerにログインしていないとできません。

さらに言えばThemlerはArtisteerより一層HTMLやテーマファイルの構造の理解度を求めているように思います。自由度が高く、できることが多いということは、結局そういうことなんでしょうかね。


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