前のエントリーに続いてG9 Xの試写です。私は以前一眼のキャノンユーザーでした(5D MkIIとか)ので、キャノンの絵作りは知っているつもりでしたが、このPowershot G9 Xが吐き出す写真が思いの外に淡泊、すっきりしているので少々戸惑ってます。
よく言えば余計な絵作りをしていないのでしょう。いわゆる忠実色であって、記憶色じゃないのかな?だけどこれは自分には意外でした。コンデジですから、もっと派手な感じの絵作りなのかと思ってました。
以下はRAWで撮影してDxO Optics Pro10にFilmpackでVelviaを選択して現像しました。Optics ProだとコンデジのG9 Xであってもレンズ補正が適用されます。
さすがにダイナミックレンジはAPS-Cやフルサイズには敵いませんね。ただRAWであれば、情報として保存されているようで、ツブレやトビ部分の補正はある程度可能です。
しかし1インチは1インチです。遠景の解像度は「納得できる」が、「満足はできない」かも知れません。ま、四つ切りやA4出力なら違いは分からないでしょう。
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