仕事場でサーバーとして快適に稼働していたり、自宅でセカンドマシンとしてWindows8が動いている富士通MX130 S2ですが、ふと電気代って実際にはどれくらいかな?と考えました。自宅の場合はデスクトップ利用なので月間で考えても数時間程度だから別ですがサーバーとなれば1年365日連続で稼働しているわけですから、本当のところはどうだろう?と。
すると富士通では正式に資料が公開されていました。
このページからMX130 S2用に飛びます。
PRIMERGY MX130 S2 消費電力/質量計算ツール
自分のMX130 S2の構成に近いようにフォームを埋めます。うちのはCPUがメーカー保証外だったりしますが、入力してみますとだいたい118Wでした。
このツールでの数値は
本ツールでは安全な電源設計のために、選択した構成において消費しうるサーバの周囲温度やシステム負荷等の条件を最大とした消費電力です。実稼働環境では本ツールの消費電力値を下回ります。なお、導入後に予想されるメモリやディスクなどの増設の消費電力も見込んでご検討ください。
とありますから、実際にはもっと少なくなるはずで、ここはアバウトに(根拠なし)118Wの70%として約83Wあたりが平均じゃないかなと考えました。
次にこの83Wで1ヶ月の電気代をこちらのサイトのシミュレーターで計算してもらいました。
1505円です。
うちが現在仕事用のサイトのために契約しているVPSサーバーが1ヶ月1153円ですから、単純な金額計算ではレンタルサーバーのほうが安いんですね。うすうす分かっていましたけど・・・ orz
しかし!!
仕事場のデスクトップPCには安全のためにUPSが付けてあってこれのステータスを見るとPCに仕事をさせていない待機時には70Wとか表示されます。高負荷の時で160W前後です。Core i7 2600K+32GBメモリー+SSDx2+HDDx1+Radeon 7770などという比較的電気を食う構成でもこの程度なので、MX130 S2では実際もっと少ない消費電力じゃなかろうかとも考えられます。それなら月額1000円程度のレンタルサーバーと同等かも知れません。(Mx130 S2にもUPSは付いてますが)
もちろん自宅サーバーのハードへの初期投資、ハード面やソフト面でのメンテナンス費用や手間などを加味すれば、やっぱりレンタルサーバーの方が楽だし安いでしょう。
とは言え、ハードウェアのスペックを独占できることは自宅サーバーの妙味です。うちの場合、音楽サーバーを稼働させていてこのデータだけでも100GB超えますので、月額1000円クラスのレンタルサーバーでは足りませんし、データバックアップを考えると倍は必要です。その上バックアップのスピードはネットワーク越しでは数日かかってしまいかねません。
まったく話がまとまりませんが、こういった迷いはまだまだ続くんでしょう。
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