横川から高峰経由で小諸へ

トレンドライン納車後初めての遠出、ワンディドライブ。

季節は秋。すでに高い山での紅葉は残念ながら最盛期は過ぎて、今週は標高1000mあたりだろうとネットで情報を見ればやはり軽井沢近辺が見頃とのことなので、千葉を早朝5時に発った。

以前だとこの時間に発っても首都高で渋滞するケースが多かったがこの日はまるでスムース。やはりガソリン高騰の後遺症と思えるほど快適な状態で5号線から外環、関越へと進めた。外環からは富士山も見えたお天気であった。
もちろんトレンドラインは快調で、ゆっくりペース、80~90km/hで燃費計も当然のように22~24km/lを指している。
(ふと気になるのは、学習機能がこういったゆったりしたアクセルワークを覚えると、とばしたい時に反応が遅くなるのか?と言うことだけど)

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松井田妙義インターには8時頃到着。一般道で「おぎのや」ドライブインを横目に見ながら旧道経由で碓井湖で一休み。紅葉シーズンなのに釣り人二人だけという閑散とした湖が朝日に輝いて気持ちいい。

碓井湖からほんの少しで昔アプト式路線が走っていた廃線が通るめがね橋を眺めつつ、碓氷峠の景色を愛でながらゆっくりと上る。後続車が来ると脇へ寄ってスルーさせる。まだこの辺りも紅葉していない。

峠を登りきって軽井沢市街に入るが、時間が早いせいかこちらも閑散とした雰囲気で紅葉シーズンとは思えない感じ。(碓氷峠の展望台に行くのを忘れた)そのまま中軽まで走って右折し、星野温泉あたりからきれいな紅葉が広がりだした。サンルーフが欲しい。

峰の茶屋を白糸ハイランドウェイへ右折して白糸の滝へ向かう。この有料道路、軽井沢へ通り抜けると300円で、白糸の滝で折り返すと440円と言われたが、帰りに料金所では確認しなかったから、片道と申告すれば良かった・・・。

で、白糸の滝だが、富士吉田の同名の滝と比べたら思いっきりスケールダウンで寂しい限りだったのを着いてから思い出したのだ。到着が9時台だったせ いかま だ観光客は少なかったのだけど、自分の腕ではこの小さな滝の写真を撮るポイントが分からないので数枚で早々に車へ戻ったときに前のエントリーの事件が起きてしまった。

白糸の滝から再度峰の茶屋へ戻り、鬼押ハイウェイを通って吾妻線沿線へ出る。このルートはいつ通っても浅間山を左に見る広大で気持ちがいいルートで、万座・鹿沢口まで一気に下り走りきる。交通量が少ない紅葉のトンネルと化した高原の道を存分に楽しめる。

万座・鹿沢口で左折して嬬恋村へ向かい、田代湖先の「つつじの湯」あたりをさらに左に折れ、改めて高度を上げだすと、いかにも高原らしいキャベツ畑が左右に広がり、その先にはカラマツ林、遠く浅間や菅平方面は根古岳を始め360度のパノラマが広がる。

帰ってきてから知ったが「嬬恋パノラマライン」という広域農道があって、私はその道路を縦に横断していたらしいのだ。残念。きっともう一度行ってやる。

キャベツ畑からの浅間なぞを写真に納めてから、なおも高度を上げていたら目の前に砂利道が現れた。「え? 高峰高原へは舗装してないのか!」と一瞬、U ターンしようかと考えたが、戻って違う道を通るには時間的に無駄が大きいと、やむを得ずそろそろと砂利道を走り出す。

もし前のフォレスターだったら、それはもう嬉々としてダート走行を楽しんだだろうという程度の比較的走りやすい道だが、新車3ヶ月のトレンドライン では車 高も低いしで、亀のように走るしかない。おかげで景色は堪能できた。到着してから知ったが高峰高原は標高2000mあるそうで、誰も通らない静かな林道か らの嬬恋村、志賀草津方面の遠景はいつまでも見飽きなかった。

そのうち、ふいに舗装路が現れて思ったよりは早く標高2000mの高峰高原付近に到着。眺望の市場かいい場所に立つ高峰高原ホテルの駐車場から手持ちで一枚。


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