初めて日光東照宮春期大祭の流鏑馬を見に行ってきました。こう言った祭りは観光第一じゃないので毎年日にちが決まってるので、平日のことが多くて助かります。
しかし天気が残念でした。本当は奥日光まで行って八汐を撮影してから、流鏑馬って流れのつもりでしたが全く雨がやみませんでした。
前の日の午後9時に自宅を出て、圏央道で常総市までいき、国道294号を北上し、昼間なら迂回したい宇都宮市街を抜けて、日光宇都宮道路の日光口PAで仮眠です。294号を通っても深夜だと千葉から3時間30分くらいで到着できました。
しかし仮眠していても車のルーフにあたる雨の音。結局、奥日光は断念し、早朝に起きて霧降高原方面で山ツツジをと車を走らせましたが、六方沢まで行ったら雨と霧で何も見えず、霧降滝付近で撮ったのがこれです。
雨で濡れているし太陽が出ていないので、シットリとして色は出てますね。
霧降滝も霧で見えませんでした。でもやはりグリーンがきれい。
しかし目当ての流鏑馬は午後1時開始予定なのに、まだ朝の6時です。でもこんなに雨模様じゃ自然相手では何もできないので、東照宮近くまで帰って様子見しようかなと。なにしろ平日ではありますが、駐車場が問題なので、町が動き出す前に偵察して、ちょうどいい場所に見つけました。(どこかは書きませんけどね)
さて流鏑馬です。
開始2時間少し前に持ち運べる椅子を持って、開催場所にいきました。場所は東照宮の参道です。玉砂利の参道の中央に砂を一直線に盛って、馬が走れるようにしてあります。なので参拝客が通れる通路は本来の四分の一以下です。
そして2時間以上前にも関わらず、すでに場所取りが始まってました。これから開始まで長い待機です。しとつく雨の中を椅子に座って。
そして時間が過ぎ、上はすでに開始直前。
今回のカメラはFujifilm X-T2です。AF性能はまだNIKONが優位だと思いますが、X-T2になってコンティニュアスAFの性能が上がったことと連射スピードはミラーレスの方が速いので、X-T2にしました。はじめに結果を言ってしまえば、X-T2のAF-Cスピードは問題ありません。
流鏑馬は的が三つあって連続で矢を射るわけです。また現代の馬はサラブレッドの血統が入っているので、昔の和馬より圧倒的に速いそうで、走り出しから射手は大変そうですが、カメラマンとしては、真横から撮るなら完全な流し撮りですが、斜め左から右手前へ近づいてくる被写体としては、ジェット機ほど速くないので、追随性は十分です。
私は第三の的から後ろの位置にいてフルサイズ換算70-300mm相当のレンズを選択したんですが、たぶん50mmから200mmくらいが良さそうでした。それよりほしいのは「脚立」でした。
観客はトラロープがある外側にいるんですが、始まると当然みんな前へ出てくるんです。さらに現代は多くの観客がカメラやスマートフォンで動画を撮るわけです。それらは一眼レフのようにファインダーで見ないで撮るので、前へ出た上に機材を持った手をさらに伸ばすわけです。そうなるとファインダーを使っているカメラマンではどうしても画面に前の観客の一部が入る確率が上がります。
上はそういった失敗作です。さらにもう一枚。
騎馬のもろ被ってしまいました。残念!! やっぱり脚立がほしかったです。
まぁ、とはいえ・・・
迫力があって楽しめました。待ち時間は長いけど行く価値はあります。
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